マスプロ電工株式会社は1955年に設立されたテレビ用受信アンテナ等を製造・販売する日本の電気機器メーカーです。
日本国内のテレビアンテナはマスプロがトップシェアとなっています。
キャッチコピーは「親切・技術のMASPRO」「マルチメディアのMASPRO」となっているように、新しい技術をお届けすべく日々開発に取り組んでいます。

アンテナで受信した電波はケーブルを通ってテレビに届きますが、その距離が長いと信号が弱くなりテレビの映りが悪くなることがあります。そのため、壁についている端子からあまり離れていない場所へテレビを設置するのが望ましいですが、部屋の構造上では難しい場合もあるためブースターの設置が推奨されています。

ご家庭に複数台のテレビがある場合、アンテナで受信した信号を分配器を通してそれぞれのテレビに振り分けします。そうすると信号は弱くなってしまうため映りが悪くなってしまいます。届いている元の電波の強さにもよりますが、テレビが3台以上ある場合はブースターを設置した方が良いと言われています。

地上デジタル放送の場合は送信塔から電波が送られてきますが、送信塔から近い地域(強電界)は映りが良く、送信エリア内に入っている中距離(中電界)と受信エリア境界線付近の中・遠距離(弱電界)では映りが不安定となってしまいます。
また、山間部や海辺も受信が弱い場合がありますのでブースターの設置がオススメされています。

アンテナと分配器の間に設置するタイプは、電波が弱い地域に住んでいてテレビの映りがとても悪い場合にもとても効果的です。
増幅効果が高いのが特徴です。

テレビ端子とテレビの間に設置するタイプは、テレビの映りが不安定な場合やアンテナからテレビまでの距離が長い場合などに効果的です。
屋内型ですので設置も簡単というメリットがあります。